めかりPAは、福岡県から山口県に、関門海峡を渡る直前にある休憩施設です。当施設は上り線側（山口方面）にのみ配置されていて、反対方面には本州側にが配置されています。当施設では、2018年ごろから建て替え工事が行われていて、一時期仮設での営業となっていましたが、昨年の夏ごろに開業しました。
改修前のトイレ（仮設営業の時期）はＴＯＹＯさんが取材されてまとめてくださっているのでこちらをご覧ください。
トイレは店舗横に1か所配置されています。多目的トイレは2室あります。
❮男性用トイレ🚹❯
取材日:2022年8月13日
［台数］
洗面台:4台
小便器:9台
和式大便器:1台
洋式大便器:7台
平面図です。
洗面器は、TOTO LS722を使用しています。コロナ禍の後に開業したトイレなので、基本的には自動水栓と自動石鹸供給機で非接触で使用できます。一番奥の手すり付きの洗面台のみ、手動水栓となっていて、利便性が考慮されているのであると思われます。ハンドドライヤーはTOTO TYC420Wを使用しています。
すべての水道には電気温水器もあるため、お湯も出ます。石鹸の補充も十分でした。ハンドドライヤーは取材当時普通に使えました。
小便器は、普通にTOTO UFS900JCSを使用しています。一番手前に手すりが併設されています。
最近はNEXCO西日本も普通の機器を使用するようになりました。このトイレの回収時期が4年ぐらい前であれば、手洗い器付き小便器が採用されていたところであると思われます。手洗い器付き小便器で手洗いを済ませる人々は、元々石鹸を使わずに手洗いを済ませる人だけと思うので（コロナ禍のトイレを見てても濡らして終わりという人はよく見かける）、効果はあるようにも感じます。私自身の推測では近年の小便器の節水化で採用しなくなったのだと思われます。
大便器は、TOTO CS573Pを使用しています。温水洗浄便座はウォシュレットPS2 TOTO TCF5533を使用しています。
これぞノーマルなトイレです。写ってはいませんが、便座クリーナーも配置されています。
洋式個室のうち２室は簡易多機能個室となっています（とはいってもあまり広くはない）。簡易多機能個室では手洗い器と紙巻機付き手すりがついています。
そのうち片方にはオストメイト対応汚物流しTOTO SK117と着替え台が併設されています。
高速道路の休憩施設では一般トイレに配置する傾向にありますね。商業施設ではオストメイト対応機器は多目的トイレにあることがほとんどで、一般トイレではあまり見ない印象です。
もう片方の個室ではベビーベッドが併設されています。また、この個室にはベビーチェアの配置はなく、普通の個室１室にあります。
和式便器はTOTO C755CUを使用しています。
やはり高速道路の休憩施設ということもあって、2021年竣工にもかかわらず和式トイレの配置があります。規模がやや不足気味で混雑するようなトイレで和式は困りますが、大便器8室と規模の大きめなトイレだからそこまでは気になりません。
❮多目的トイレ♿❯
取材日:2022年8月13日
個室の数:2つ
付加設備:大型ベッド
多目的トイレマップ:こちら
洗面器は、TOTO L270CMを使用しています。ハンドドライヤーも併設されており、TOTO TYC320Wを使用しています。電気温水器もあります。
液体石鹸はしっかり補充されていて、新型コロナ対策用の消毒液もあります。また、ハンドドライヤーは取材当時稼働しています。
大便器は、一般トイレと同じくTOTO CS573Pを使用しています。温水洗浄便座はウォシュレットPS2 TOTO TCF5533を使用しています。小型洗面器も配置されています。
洗浄ボタンは2つ配置されています。多くの場合は１つのことが多いですが、使用中の便器洗浄であるとか、介助者が洗浄ボタンを押すことを配慮している可能性があります。
大型ベッドも配置されています。しかし、オストメイト対応機器や乳児用設備の配置はありませんでした。
せめてオストメイト対応機器は簡易的なものでもいいから多目的トイレへの配置をしていただきたいところでした。オストメイトの方でも、車いすを利用している方が一般トイレを使用するのは難しい場合があると考えたら欲しいところです。
とはいっても、高速道路の休憩施設の多目的トイレでは付加設備は少ないですね。多目的トイレの利用を減らす目的があるためであると思われます。
左室前景です。
右室も設備については同じであり、左右反転しただけの構造となっています。
［評価］トイレ
清潔度:5
快適度:6
悪臭度:1
機能性:5
混雑度:3
総合評価:5.5
一言:最近の高速道路の休憩施設の、快適なトイレですね。
改修前のトイレ（仮設営業の時期）はＴＯＹＯさんが取材されてまとめてくださっているのでこちらをご覧ください。
トイレは店舗横に1か所配置されています。多目的トイレは2室あります。
❮男性用トイレ🚹❯
取材日:2022年8月13日
［台数］
洗面台:4台
小便器:9台
和式大便器:1台
洋式大便器:7台
平面図です。
洗面器は、TOTO LS722を使用しています。コロナ禍の後に開業したトイレなので、基本的には自動水栓と自動石鹸供給機で非接触で使用できます。一番奥の手すり付きの洗面台のみ、手動水栓となっていて、利便性が考慮されているのであると思われます。ハンドドライヤーはTOTO TYC420Wを使用しています。
すべての水道には電気温水器もあるため、お湯も出ます。石鹸の補充も十分でした。ハンドドライヤーは取材当時普通に使えました。
小便器は、普通にTOTO UFS900JCSを使用しています。一番手前に手すりが併設されています。
最近はNEXCO西日本も普通の機器を使用するようになりました。このトイレの回収時期が4年ぐらい前であれば、手洗い器付き小便器が採用されていたところであると思われます。手洗い器付き小便器で手洗いを済ませる人々は、元々石鹸を使わずに手洗いを済ませる人だけと思うので（コロナ禍のトイレを見てても濡らして終わりという人はよく見かける）、効果はあるようにも感じます。私自身の推測では近年の小便器の節水化で採用しなくなったのだと思われます。
大便器は、TOTO CS573Pを使用しています。温水洗浄便座はウォシュレットPS2 TOTO TCF5533を使用しています。
これぞノーマルなトイレです。写ってはいませんが、便座クリーナーも配置されています。
洋式個室のうち２室は簡易多機能個室となっています（とはいってもあまり広くはない）。簡易多機能個室では手洗い器と紙巻機付き手すりがついています。
そのうち片方にはオストメイト対応汚物流しTOTO SK117と着替え台が併設されています。
高速道路の休憩施設では一般トイレに配置する傾向にありますね。商業施設ではオストメイト対応機器は多目的トイレにあることがほとんどで、一般トイレではあまり見ない印象です。
もう片方の個室ではベビーベッドが併設されています。また、この個室にはベビーチェアの配置はなく、普通の個室１室にあります。
和式便器はTOTO C755CUを使用しています。
やはり高速道路の休憩施設ということもあって、2021年竣工にもかかわらず和式トイレの配置があります。規模がやや不足気味で混雑するようなトイレで和式は困りますが、大便器8室と規模の大きめなトイレだからそこまでは気になりません。
❮多目的トイレ♿❯
取材日:2022年8月13日
個室の数:2つ
付加設備:大型ベッド
多目的トイレマップ:こちら
洗面器は、TOTO L270CMを使用しています。ハンドドライヤーも併設されており、TOTO TYC320Wを使用しています。電気温水器もあります。
液体石鹸はしっかり補充されていて、新型コロナ対策用の消毒液もあります。また、ハンドドライヤーは取材当時稼働しています。
大便器は、一般トイレと同じくTOTO CS573Pを使用しています。温水洗浄便座はウォシュレットPS2 TOTO TCF5533を使用しています。小型洗面器も配置されています。
洗浄ボタンは2つ配置されています。多くの場合は１つのことが多いですが、使用中の便器洗浄であるとか、介助者が洗浄ボタンを押すことを配慮している可能性があります。
大型ベッドも配置されています。しかし、オストメイト対応機器や乳児用設備の配置はありませんでした。
せめてオストメイト対応機器は簡易的なものでもいいから多目的トイレへの配置をしていただきたいところでした。オストメイトの方でも、車いすを利用している方が一般トイレを使用するのは難しい場合があると考えたら欲しいところです。
とはいっても、高速道路の休憩施設の多目的トイレでは付加設備は少ないですね。多目的トイレの利用を減らす目的があるためであると思われます。
左室前景です。
右室も設備については同じであり、左右反転しただけの構造となっています。
［評価］トイレ
清潔度:5
快適度:6
悪臭度:1
機能性:5
混雑度:3
総合評価:5.5
一言:最近の高速道路の休憩施設の、快適なトイレですね。
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