鹿児島中央駅は、九州新幹線、鹿児島本線、指宿枕崎線の乗り入れる駅となっています。九州新幹線と指宿枕崎線は当駅が端になっていています。また、鹿児島本線の事実上の終点であり(実際の終点は鹿児島駅となっている)、日豊本線もこの駅が事実上の終点となっていて、日豊本線の列車も当駅まで乗り入れています。
トイレは、在来線改札内と新幹線改札内にそれぞれ1か所あります。
しかし、在来線改札内トイレについては規模が小さく、多目的トイレや簡易多機能個室の配置はないので身障者の利用は不可能に近くなっています。新幹線改札内については、多目的トイレが男女共用1室配置されています。
【在来線改札内トイレ】
❮男性用トイレ🚹❯
取材日:2022年5月15日
[台数]
洗面台:2台
小便器:3台
和式大便器:なし
洋式大便器:1台
洗面器は、TOTO L582Cが2台配置されています。
主要駅であるため、石鹸が配置されています。JR九州の駅では、基本的に主要駅や観光地付近の駅などに石鹸が配置されています(しかし、九州で一番利用者の多い博多駅では、オストメイト対応汚物流し付近に配置されているほかに石鹸はなかった)。
手洗いの裏には、ハンドドライヤーも配置されています。
ハンドドライヤーは取材当時、感染症対策のため停止されています。埋込型が駅にあること自体珍しいのかなと思います。
※ハンドドライヤーは、2023年2月に使用再開が確認されました。
ハンドドライヤーの写真にも写っていた通り、小便器はTOTO UU317Pを使用しています。
この小便器は意外とマイナーな機器であり、都市部のオフィスビル等でよく見るような便器であるイメージが私にはあります。小便器の一番入り口側には手すりがあります。ただ、小便器3台は主要駅にしては少なすぎる気が…。
大便器は、TOTO CS464Mを使用しています。便座はウォシュレットSB TOTO TCF6421を使用しています。
洗浄はセンサー式で、手すりがあるまではいいとは思います。ここだけ器具が新しいので、以前は和式であったと推測します。便座クリーナーは駅ということだから配置されていません。JR九州さんも、便座クリーナーを主要駅と新幹線駅のそれぞれ改札内ぐらいは配置していただきたいです。
さすがに利用者の多い主要駅としてはスペック不足といえるでしょう。この駅のトイレはスペースが狭いのは致し方ないところですが、熊本駅の在来線のトイレでも、小便器と大便器がそれぞれ5台づつ配置されていて、付加設備が充実していることを考えると、味気ないトイレとなるのかなと思うところです。近日中に紹介する予定ですが、改札外トイレがその機能を補完する目的があるのであると推測します。
[評価]在来線改札内トイレ
清潔度:4
快適度:3
悪臭度:1
機能性:3
混雑度:3
総合評価:3
一言:必要最低限という感じ。綺麗さは改札外より良い
【新幹線改札内トイレ】
トイレ案内図です。
女子トイレと男子トイレの個室数の比が1:1なのはどうなのでしょうか。
❮男性用トイレ🚹❯
取材日:2022年2月21日
[台数]
洗面台:3台
小便器:4台
和式大便器:1台
洋式大便器:3台
洗面器は、TOTO L582Cが配置されています。石鹸はポンプ式の液体石鹸があります。
真ん中の洗面器は8月現在も使用停止中になっており、長いこと使用停止が続いていましたが、2022年11月現在は通常通り使えるようになっていました。
ハンドドライヤーは、在来線側と同じく埋込型となっています。
ハンドドライヤーは、2022年12月現在においても未だに使用停止を継続しております。
※ハンドドライヤーは2023年2月に使用再開が確認されました。
小便器は、TOTO UU317Pが1台とUU721DRUを3台の配置となっています。また、U307Pの方には手すりも配置されています。
この組み合わせは、都市部以外ではあまり見ない印象が強いと感じます。鹿児島中央駅のトイレは、器具的に独特なのはいいと思います。
動画(YouTube)
大便器は、TOTO CU470Pを使用しています。便座はビューティトワレ Panasonic DL-EDX 10-CPを使用しています。
JR九州の駅トイレは、便座クリーナーなしが新幹線駅でもデフォなので、少し抵抗があるように感じる部分もあります。また、一番手前の個室ではベビーチェアも完備です。
3つ目の個室では便座が交換されており、Panasonic DL-ENX10-CPとなっています。
【珍品?】和式便器は、ブローアウト式和式便器のTOTO CU139RSを使用しています。
近年は、改修や完全洋式化によって数を大幅に減らしつつあるブローアウト和式便器ですが、本格的に取材活動を始めて以来初めて見ました。今のところJR九州は完全洋式化に消極的なので、鹿児島中央駅の構造変更を伴う改修等がない限り当面は残りそうです。(少なくとも私が取材した九州新幹線の駅では、和式トイレが残存している)
動画(YouTube)
❮多目的トイレ♿❯
取材日:2022年2月21日
個室の数:1つ
付加設備:ベビーベッド、オストメイト対応汚物流し
多目的トイレマップ:こちら
洗面器はTOTO L270DM、洋式大便器はTOTO CU470P、便座はアプリコットF2 TOTO TCF4723を使用しています。
石鹸については、石鹸入れを使用せずに市販のポンプでの対応となっています。温水洗浄便座は後年に交換されていて、以前はウォシュレットCを使用していたようです。なぜかリモコンは交換されずにそのまま使われています。
オストメイト対応汚物流しはTOTO SK35が使われています。ベビーベッドも配置されております。
石鹸はしっかり補充されていますが、温水が出ないことは難点になると思います。
全体像です。
新幹線駅にしては質素な多目的トイレですが、自動ドア化は一応されています。
[評価]トイレ
清潔度:4
快適度:4
悪臭度:1
機能性:3
混雑度:2
総合評価:4
一言:ユニット式で、かつ簡素な感じなトイレです。
リンク
Youtube
多目的トイレマップ
お問い合わせ
トイレは、在来線改札内と新幹線改札内にそれぞれ1か所あります。
しかし、在来線改札内トイレについては規模が小さく、多目的トイレや簡易多機能個室の配置はないので身障者の利用は不可能に近くなっています。新幹線改札内については、多目的トイレが男女共用1室配置されています。
【在来線改札内トイレ】
❮男性用トイレ🚹❯
取材日:2022年5月15日
[台数]
洗面台:2台
小便器:3台
和式大便器:なし
洋式大便器:1台
洗面器は、TOTO L582Cが2台配置されています。
主要駅であるため、石鹸が配置されています。JR九州の駅では、基本的に主要駅や観光地付近の駅などに石鹸が配置されています(しかし、九州で一番利用者の多い博多駅では、オストメイト対応汚物流し付近に配置されているほかに石鹸はなかった)。
手洗いの裏には、ハンドドライヤーも配置されています。
ハンドドライヤーは取材当時、感染症対策のため停止されています。埋込型が駅にあること自体珍しいのかなと思います。
※ハンドドライヤーは、2023年2月に使用再開が確認されました。
ハンドドライヤーの写真にも写っていた通り、小便器はTOTO UU317Pを使用しています。
この小便器は意外とマイナーな機器であり、都市部のオフィスビル等でよく見るような便器であるイメージが私にはあります。小便器の一番入り口側には手すりがあります。ただ、小便器3台は主要駅にしては少なすぎる気が…。
大便器は、TOTO CS464Mを使用しています。便座はウォシュレットSB TOTO TCF6421を使用しています。
洗浄はセンサー式で、手すりがあるまではいいとは思います。ここだけ器具が新しいので、以前は和式であったと推測します。便座クリーナーは駅ということだから配置されていません。JR九州さんも、便座クリーナーを主要駅と新幹線駅のそれぞれ改札内ぐらいは配置していただきたいです。
さすがに利用者の多い主要駅としてはスペック不足といえるでしょう。この駅のトイレはスペースが狭いのは致し方ないところですが、熊本駅の在来線のトイレでも、小便器と大便器がそれぞれ5台づつ配置されていて、付加設備が充実していることを考えると、味気ないトイレとなるのかなと思うところです。近日中に紹介する予定ですが、改札外トイレがその機能を補完する目的があるのであると推測します。
[評価]在来線改札内トイレ
清潔度:4
快適度:3
悪臭度:1
機能性:3
混雑度:3
総合評価:3
一言:必要最低限という感じ。綺麗さは改札外より良い
【新幹線改札内トイレ】
トイレ案内図です。
女子トイレと男子トイレの個室数の比が1:1なのはどうなのでしょうか。
❮男性用トイレ🚹❯
取材日:2022年2月21日
[台数]
洗面台:3台
小便器:4台
和式大便器:1台
洋式大便器:3台
洗面器は、TOTO L582Cが配置されています。石鹸はポンプ式の液体石鹸があります。
真ん中の洗面器は8月現在も使用停止中になっており、長いこと使用停止が続いていましたが、2022年11月現在は通常通り使えるようになっていました。
ハンドドライヤーは、在来線側と同じく埋込型となっています。
ハンドドライヤーは、2022年12月現在においても未だに使用停止を継続しております。
※ハンドドライヤーは2023年2月に使用再開が確認されました。
小便器は、TOTO UU317Pが1台とUU721DRUを3台の配置となっています。また、U307Pの方には手すりも配置されています。
この組み合わせは、都市部以外ではあまり見ない印象が強いと感じます。鹿児島中央駅のトイレは、器具的に独特なのはいいと思います。
動画(YouTube)
大便器は、TOTO CU470Pを使用しています。便座はビューティトワレ Panasonic DL-EDX 10-CPを使用しています。
JR九州の駅トイレは、便座クリーナーなしが新幹線駅でもデフォなので、少し抵抗があるように感じる部分もあります。また、一番手前の個室ではベビーチェアも完備です。
3つ目の個室では便座が交換されており、Panasonic DL-ENX10-CPとなっています。
【珍品?】和式便器は、ブローアウト式和式便器のTOTO CU139RSを使用しています。
近年は、改修や完全洋式化によって数を大幅に減らしつつあるブローアウト和式便器ですが、本格的に取材活動を始めて以来初めて見ました。今のところJR九州は完全洋式化に消極的なので、鹿児島中央駅の構造変更を伴う改修等がない限り当面は残りそうです。(少なくとも私が取材した九州新幹線の駅では、和式トイレが残存している)
動画(YouTube)
❮多目的トイレ♿❯
取材日:2022年2月21日
個室の数:1つ
付加設備:ベビーベッド、オストメイト対応汚物流し
多目的トイレマップ:こちら
洗面器はTOTO L270DM、洋式大便器はTOTO CU470P、便座はアプリコットF2 TOTO TCF4723を使用しています。
石鹸については、石鹸入れを使用せずに市販のポンプでの対応となっています。温水洗浄便座は後年に交換されていて、以前はウォシュレットCを使用していたようです。なぜかリモコンは交換されずにそのまま使われています。
オストメイト対応汚物流しはTOTO SK35が使われています。ベビーベッドも配置されております。
石鹸はしっかり補充されていますが、温水が出ないことは難点になると思います。
全体像です。
新幹線駅にしては質素な多目的トイレですが、自動ドア化は一応されています。
[評価]トイレ
清潔度:4
快適度:4
悪臭度:1
機能性:3
混雑度:2
総合評価:4
一言:ユニット式で、かつ簡素な感じなトイレです。
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